フリーターから就職するまでにやるべきコト!!
このブログでは、いつも下らないことばっかり書いているので、たまには皆様のタメになるような、参考になるような記事を書きたいと思います。
だいぶ前に、一度、「脱フリーターを目指している方へ」という記事を書かせて頂きました。
そうなのです、僕は大学を卒業して新卒枠で就職したかったのですが、就職氷河期の影響もあり、「定職に就く」という波に上手く乗れなかった人間でした。
そこからは、しばらくフリーターをしていたのですが、今思い返すとあまり良い思い出ではありませんでしたね。
もうね、毎日が全く充実感がないんですよ!!
周りの友達は、しっかりと就職して定職に就いているのに「自分て何てダメなんだろう…」というのを毎日考えていました。
実家暮らしで、一応、家にもお金を入れていたのですが、やっぱりフリーターだったので少額でした。
ご飯のおかわりをした時に睨まれた(よーな気がする)こともありました。
何よりも、分かる人にはめちゃめちゃ分かると思うのですが、友達とかから「明日の予定は?」って聞かれて「明日はバイトだよ」っていうのが、めっちゃ嫌だったんですよ!
「明日は仕事だよ」って言いたいのに、「バイトだよ」という悔しさは今でも忘れません!
(既に仕事に就いている方からしたら、「そんな事気にしなくても…」と思うことかもしれませんね。ただ、当時の自分はめちゃめちゃ気にしていました。今となっては、自業自得な所もあるし、そんなこと気にしなくてもいいのに、と反省しております)
今では無事に就職をして、「明日の予定は?」と聞かれたら、死んだ魚の目で「仕事だよ…」と答えられるまで成長(?)をしました。
(嘘です、仕事はそこそこ楽しくやっております)
そこで、今回は僕がどの様にしてフリーターから正社員になることが出来たのかを簡単にですが書いていこうと思います。
しかし、これはあくまで「僕の場合」ですので、必ずしも今から書いてあることが正解ではありません。
正社員を目指しているフリーターの皆様の参考程度になれればと良いと思いますので、読んで何かの糧にして頂ければと思います。
目次
履歴書と職務経歴書の書き方
いきなりですが、コレが一番重要です。
コレに就職できるかどうかの全てが凝縮されていると僕は思います。
面接しなかったら内定はありません。その面接をするきっかけ、面接の聞かれる内容の土台作りの為にもコレに全力を注いでください。
「働いたことないんだから、経歴なんてないよ!」という方、バイトでも学生時代のことでもいいです。自分にとって些細な経験でも、書き方によっては人に関心を持ってもらえられるような内容になります。しっかりと自己分析を行って、自分がやってきたことを思い出してください。
それを読めるような文章に変換して、さらに丁寧に書いてください。ちなみに、ボールペンでは駄目です、文房具屋で売っている万年筆を買ってきて(安いのだと1500円程度で買えます)、それで書いてください。読み手が「丁寧に作ってきたな」と思わせる書類作りを意識してみてください。
文章の言い回しとかは、ハローワークとかで貰える「履歴書、職務経歴書の書き方」の冊子に載っている例文から、そのままコピーしても良いと思います。
ちなみに僕は、これが一番苦戦をして、社会人特有のあの礼儀正しい文章がどうも苦手で自分の力では考えることができませんでした。
それをクリアする為、残された手段は「文章をまるまるコピーする」しかありませんでした。
自分の自己分析内容と言い回しを上手にミックスできれば、十分面接にこぎつけられる文章になると思います。
あと、「40代、50代から始める転職活動!!」のような本も「40代、50代というハンデがある状況で、いかに履歴書及び職務経歴書を作ればいいのか」をしっかりと書いてあるので参考になると思います。
とにかく、この履歴書と職務経歴書が何も武器を持ってない状況で、唯一「自分を知ってもらえられる」攻撃手段だと思っていてください。
強い精神力を持つ!
それでも書類選考の時点で落とされます。
ガンガン落とされます。
酷いときは、履歴書等を送付した次の日とかに、お礼状が来たりすることもあります。
「えぇー、向こうは本当に読んでいるのか!?」
と思いますが、たぶん読んでいないでしょう。
「あ、こいつ経験ないわ」と判断されて、事務員に「お礼状として送っておいて」行きだと思います。
そりゃ、そうですよ、だって経歴がない人ですからね。新卒の若い子と天秤にかけた時にどちらに傾くかは一目瞭然ですよね。
でも、大丈夫です、そんな時はこう考えましょう。
「あぁ、向こうには自分という素晴らしい人間を見定める目がなかったんだな」
考えられなかったら、自分を騙してでも考えてみてください。
ちなみに、一番ダメなのが、「あぁ、やっぱりダメだった……」です。これは何も生まない気がします。
「何でダメだったんだろう?」と、その後に考えてもいいのですが、その理由を教えてくれないのが就職活動ですからね。
クヨクヨせず次に行っちゃいましょう!
あと、強い忍耐力を継続するのは難しいもので、ずっと落とされ続けたら流石に落ち込みます。
「前に進めていない」という気持ちの増幅を抑えるためにも、どんな事でもいいので「一日の目標」みたいなのを考えてみてください。
「一日、一枚は履歴書のストックを作る!」とか、
「バイト中にバイトの目線ではなく正社員の目線で考えてみる!動いてみる!」とか、
「家の家事を手伝う!(ちなみにコレはオススメです。無駄にならないような気がします)」とかとか、
何でもいいので、「落ちちゃったけど、今自分にやれることは全力でやれている」という気持ちを強く持ち続けられるように生活に工夫を入れてみると良いと思います。
乱れうちをする、若しくは行動範囲を広げる
この辺は、個々によって「やれる人」と「やれない人」が出てくると思います。
「自分には、この業種でこの職種しかない!」という人は出来ないことだと思いますが、「とりあえず就職をしたい!」という人は、その自身の現状をフルに使いましょう。
もう企業申し込みを沢山して乱れうちしましょう。少しでも良いなと思ったら片っ端から申し込みをしてみてください。途中で「やっぱり行きたくないなぁ」と感じたら面接の練習にしちゃえばいいのです。
「常にどこかへ履歴書を送っている、若しくは、面接が終わって結果待ち」の状態を作れば気持ち的にも安心します。上記の「クヨクヨしない」ことにも繋がってくるかと思います。
ただ、「やれない人」の場合は、どうやったら現時点での求人案件に対するアンテナを広げられるのかを考えたり、その業界または職種の人との接点をどうやったら作れるかを考えることが大切だと思います。何にせよ活動方法が「動」にせよ、「静」にせよ虎視眈々な姿勢には変わらないので、あきらめずに頑張り続けることが必要になってきます。
しかし、厳しい言い方にもなりますが、「どの辺で妥協をするのか」も考える必要があると思います。
何にせよ、「やりたい事がある」というのは就職した後、仕事を継続する上での重要な要素だと思うので、武器になると僕は思います。
まとめ
以上、偉そうに書かせて頂きましたが、他にも「送付状の工夫の仕方」や「フリーターだからこそできる面接でのアピール方法」など書きたいことは色々とあるのですが、とりあえず僕の場合は上記の3つを主軸に置いて、意識して就職活動をしていました。
25歳を過ぎた状態で職歴がなかったりすると、就職するのに厳しい状況になってきますよね。
現状を打破するためにも「絶対、就職してやる!!」っていう気持ちが大切だと思います。
仕事に就いたら就いたで、求職中とは違う別のストレスがあったりするのですが、
「充実感」で言えば絶対働いている時の方が幸せだと僕は思います。
あと、フリーターから頑張って就職したりすると、最初に仕事に就くまでに苦労した分、次に転職活動する時に多少楽になりますよ!
現に僕は転職を一回しているのですが、あの頃に履歴書の書き方などを試行錯誤したお陰で今の会社へ勤め始めた時に「書類のクオリティが尋常じゃなかったね。紙がなんか熱持ってたわ」と引かれたのか誉められたのか、よく分からない賞賛の声を頂きました。(賞賛と僕は受け止めています)
何にせよ、この記事を読んだ求職中のフリーターの方が、1日でも早くお仕事が見つかることを切に願います!頑張ってくださいね!