ゲーム業界、変化のスピード
いきなりですけど、ゲーム業界の進歩ってすごくないですか?
正確に言うと「変化のスピード」がすごいですよね。
当たり前ですけど、発売されているゲーム機も含めて、遊び方や楽しみ方も10年前や20年前と全然違いますよね。
グラフィックは勿論のこと、ユーザーが求めていることも大きく変わっている気がします。
僕は兄の影響もあって、小さい頃からゲームをやっていたのですが、当時、夢中になって遊んでいたのが、ゲームボーイのサガ2とファミコンのドラクエ3でした。
(2本とも見事にRPGでした)
サガ2は兄のアドバイスのおかげでクリアすることが出来たのですが、ドラクエ3はアリアハンから一度も出られませんでした……。
(ドラクエ3を楽しむには、年齢的にもまだ早かった気がします)
ただ、ドラクエ3のBGMが大好きだったので、それを聞きたいがために敵と戦い続け、まだアリアハンなのにレベルが異常に高かったのを覚えております。
(僕の中のメタルスライムは、すぎやまこういちだったのかもしれません。そして、当時の兄が、なぜサガ2にはアドバイスをしてくれたのに、ドラクエ3には何も言ってこなかったのか今でも謎です。)
その後、小学生になって我が家にスーファミがやってきて、僕が生まれて初めて買ったソフトが聖剣伝説2でした。ネットでもよく話題になっているのですが、聖剣2はバグの宝物庫で、小学生ながら何度も怒り狂っていました。
「次、バグッたら、もう遊んでやらんからな!」
当時、こんなセリフをゲームソフトに吐いていたのを今でも覚えております。
その後も、話題になったゲームは自分で買ったり、友達から借りたりして遊んでいました。
そんな中、プレイステーションが発売されて、僕の中のゲームに転機がおとずれます。
大きな容量を入れられるCD-ROMにソフトの概念が変わり、3Dが主流となり、グラフィックが劇的に進化した時期です。
当時の僕はこれが少し嫌でした。
2Dのピコピコした感じや、2Dならではの哀愁、2Dだからこそ想像力をかき立たせる、あの雰囲気が好きだったからです。
(ヨッシーアイランドや星のカービィ3の雰囲気が好きだったと言えば分かり易いと思います)
まぁ、今となっては、食わず嫌いというか、ただ素直じゃなかったと感じております。
でも、当時の僕が拒絶反応を起こしながらも、ゲームグラフィックはどんどん進化していき、「もうこれ実写じゃねーか!」というレベルまで来た時、ある日、ふと思いました。
「あぁ、もうこれすげーわ」
FFとか、バイオハザードとか、鉄拳とか、ムービーめちゃめちゃ綺麗でしたよね。
自分でもよく分かりませんが、ある日を境に、急に拒絶反応がなくなりました。
そこからは、これからゲーム業界ってどうなっていくんだろうとワクワクしていました。
そして、昨今のゲーム業界に戻るのですが、今って本当にすごい!
タッチペンで遊ぶニンテンドーDSに、裸眼で立体を体験できるニンテンドー3DS、携帯機でここまでのグラフィックか!というPS vitaや、プレイステーション4やWii U等、テレビで繋げて遊ぶゲーム機もどんどんグラフィックが綺麗になっています。
ちょっと前に話題になったVRとか、新たなステージに行ったなーと感じてしまいました。
かたや、スマホゲームも色々なアプリがどんどん出ているし……、
何よりもこのスマホゲームで驚くべきことは、
凄いお手軽にオンラインに繋げて遠くに住んでいる人と一緒にゲームが出来るじゃないですか!昔では考えられないですよ!
10年後には、どんなゲーム業界になっているのか考えるとワクワクします!
で、ここで思うことがあるのですが、僕なんて言っても、ファミコン後期時代から入った世代で、しかもメジャーなゲームしか遊んでこなかった人間なのですが…、
もっと前からゲームをやり続けている人たちは、この「ゲーム業界の変化のスピード」について、どう思っているのか気になります。
課金システムについてとか、今のゲームはつまらなくなったとか言われていますが、それが事実なのであれば、何が原因なのでしょうね。
皆さんは、今のゲーム業界ってどう感じていますか?