一人で抱え込まずに相談することの大切さ
皆さんは、お昼ご飯を食べますか?
そりゃ食べますよね。
人間、健康的な生活を送る為にも朝、昼、夜としっかりご飯を食べた方がいいと思います。
昔、「ご飯を食べないと、脳の働きが鈍るんだよ」と職場のカウンセラーの方が言っていました。
しかし、僕はお昼ご飯をあまり食べません。
なぜなら、お腹が少しでも膨れると尋常ではない眠気が襲ってくるからです。
一度、眠気が襲ってきた時にはヤバいくらい仕事に集中ができません。
意識が飛びます。
過去に何回か飛びました。
怒られました。
そんな眠気と常日頃戦うために、僕はいつもお昼ご飯を抑えているのです。
そんな僕の食事形態ですが、、、
最近では、
「フリスク3粒」や「お茶」。
本当に大事な会議が控えているときは「空気」なんてこともあります。
(僕の死因はおそらく餓死だと思います)
しかし、最近になって流石にこれはマズイと感じて、ちゃんと食べるようにしています。
食生活を見直しました。
「フリスク6粒」に「(炭酸だから)コカ・コーラ」、そして「ゆっくりと深呼吸」を食べるようにしました。
駄目だ!なんの解決にもなってない!!
ど、どうしたらいいんだ……!!
というのを、今日お昼頃に、職場の上司に相談したら「お前働きすぎだ」と言って、ご飯をおごってくれました。
上司の優しさが心に染みて眠気なんて来なかったです。
ありがとうございます、ご馳走様でした。
30代に突入して気づいたコトを綴ります。
はじめに
最近、無性に考えることがある。
先日、仕事の会議中に、それだけが頭を巡ってしまい、会議の内容について全く話を聞いていなかった。
(テレビドラマでよくある「ぃ…おい!…おい!…おい!…お前聞いてるか?」、「え?……あ、ああ、はい、すみません、聞いております。…えーっと良いと思います」、「は?お前何言ってるんだ?」みたいな会話がリアルに行われてしまった。何を言っているのかよく分からない人は気にせずに次に読み進めてください)
そんな真面目だけが唯一の取柄である自分が、仕事の会議も忘れるくらい考えてしまうこと、
それは、、、
「世の中に、ゲームの「借りパク」って何でなくならないんだろう」と言うことである。
目次
「借りパクとは」
このブログを読んでくださっている心優しい皆様は「借りパク」という言葉をご存知だろうか?
そう、友人から借りているゲームソフトを、そのまま返さずに意識的にせよ無意識にせよ私物化してしまう……。
人を人と思わない、非人道的な許されざる愚行である。
ゲームの単価というのは基本的に数千円かそこらで、昔のROM型になると数万円いくものもある。
決して、安くはない…、安くはないのにも関わらず、この憎しみが憎しみを呼ぶ連鎖が日本全国の子供たちの間で今でも行われているのである。
この「借りパク」に突入する例をいくつか挙げてみよう。
「借りパク」の実例
「あ、そーいえば、この前貸したあのゲーム、そろそろ返してくれん?」
「あー、…ごめん、まだやってる!!」
嘘つけ!!ぜってーやってねーだろ!!
ってか、最初の「あー…」って何だよ!
もうお前の中で忘れ去られた物になってるじゃねーか!
咄嗟に思い出して、また自分の手中に置こうとするなよ!!
ってか、お前が違うゲームの話で盛り上がってるの俺何回も見てんだよ!
返せよ!俺のゲームを!
他にも、こんなパターンがある。
「あ、そーいえば、この前貸したゲーム、そろそろ返してくれん?」
「分かった!今度持ってくるわ!」
絶対持ってこないパターンである。
「忘れてたー」と言って持ってこないのである。
もう、持ってくる気がないのであろう。
闇金ウシジマくんばりに追い込みを掛けないと自身の手元にあの名作が返ってくることはないのだと痛感させられる。
「借りパク」の真実
そんな「借りパク」であるのだが、この記事を読んでくださっている皆様も一度は(される側にせよ、する側にせよ)経験したことがあるのではないのでしょうか。
しかし、これを経験したことがない人間なんて、この世にいるのかと考えてしまう。
職場の人たちに聞いてみた。
「ゲームの借りパクって経験ありますか?」
急にお前は何を言っているんだ?と顔をされたが、僕がしきりに説明をした後、
全員が首を揃えて言った。
「ある」と……。
中には、何のゲームを借りパクされたのか、若しくはしたのかをソフトの詳細、対象となる人物まで覚えている者もいた。
ここまで偉そうに書かせてもらったが、そんな僕も、実は今でも借りパクをしているゲームソフトが一本だけある。
「ハロー!パックマン!」というゲームだ。
ソフトの裏には、全てひらがなで自分の名前ではない友人の名前がフルネームで汚い字で書かれている。
返したい!!
何十年と借りてきた、このゲームソフトをあいつの手に戻してやりたい!!
苦渋の顔で強く思った僕は、その友人にラインを送ってみた。
「お前から借りてたハロー!パックマン!今から返しに行っていい?」
「何の話?ってか、そんなん貸したっけ?」
だから、借りパクはなくならないのだ……!!
まとめ
借りパクは、貸している本人が忘れてしまうパターンがほとんどだと思う。
咄嗟に思い出して、数か月経った後に、友人に「返してくれ」と言っても、借りた時の恩恵を忘れず「絶対返すから!」という気持ちを持ち続けている人間がどこにいようか。
昔、父が「何かを貸す時、それは一生返ってこない気持ちで、それを貸し出せ」と言っていたが、
あれはゲームの「借りパク」のことだったんだ!と、この歳になって気づかされた今日この頃である。
(ちなみにこの後、ちゃんと友人の手にソフトを返しに行きました。あの頃の自身が書いたソフト裏側の名前を見て爆笑していました)
フリーターから就職するまでにやるべきコト!!
このブログでは、いつも下らないことばっかり書いているので、たまには皆様のタメになるような、参考になるような記事を書きたいと思います。
だいぶ前に、一度、「脱フリーターを目指している方へ」という記事を書かせて頂きました。
そうなのです、僕は大学を卒業して新卒枠で就職したかったのですが、就職氷河期の影響もあり、「定職に就く」という波に上手く乗れなかった人間でした。
そこからは、しばらくフリーターをしていたのですが、今思い返すとあまり良い思い出ではありませんでしたね。
もうね、毎日が全く充実感がないんですよ!!
周りの友達は、しっかりと就職して定職に就いているのに「自分て何てダメなんだろう…」というのを毎日考えていました。
実家暮らしで、一応、家にもお金を入れていたのですが、やっぱりフリーターだったので少額でした。
ご飯のおかわりをした時に睨まれた(よーな気がする)こともありました。
何よりも、分かる人にはめちゃめちゃ分かると思うのですが、友達とかから「明日の予定は?」って聞かれて「明日はバイトだよ」っていうのが、めっちゃ嫌だったんですよ!
「明日は仕事だよ」って言いたいのに、「バイトだよ」という悔しさは今でも忘れません!
(既に仕事に就いている方からしたら、「そんな事気にしなくても…」と思うことかもしれませんね。ただ、当時の自分はめちゃめちゃ気にしていました。今となっては、自業自得な所もあるし、そんなこと気にしなくてもいいのに、と反省しております)
今では無事に就職をして、「明日の予定は?」と聞かれたら、死んだ魚の目で「仕事だよ…」と答えられるまで成長(?)をしました。
(嘘です、仕事はそこそこ楽しくやっております)
そこで、今回は僕がどの様にしてフリーターから正社員になることが出来たのかを簡単にですが書いていこうと思います。
しかし、これはあくまで「僕の場合」ですので、必ずしも今から書いてあることが正解ではありません。
正社員を目指しているフリーターの皆様の参考程度になれればと良いと思いますので、読んで何かの糧にして頂ければと思います。
目次
履歴書と職務経歴書の書き方
いきなりですが、コレが一番重要です。
コレに就職できるかどうかの全てが凝縮されていると僕は思います。
面接しなかったら内定はありません。その面接をするきっかけ、面接の聞かれる内容の土台作りの為にもコレに全力を注いでください。
「働いたことないんだから、経歴なんてないよ!」という方、バイトでも学生時代のことでもいいです。自分にとって些細な経験でも、書き方によっては人に関心を持ってもらえられるような内容になります。しっかりと自己分析を行って、自分がやってきたことを思い出してください。
それを読めるような文章に変換して、さらに丁寧に書いてください。ちなみに、ボールペンでは駄目です、文房具屋で売っている万年筆を買ってきて(安いのだと1500円程度で買えます)、それで書いてください。読み手が「丁寧に作ってきたな」と思わせる書類作りを意識してみてください。
文章の言い回しとかは、ハローワークとかで貰える「履歴書、職務経歴書の書き方」の冊子に載っている例文から、そのままコピーしても良いと思います。
ちなみに僕は、これが一番苦戦をして、社会人特有のあの礼儀正しい文章がどうも苦手で自分の力では考えることができませんでした。
それをクリアする為、残された手段は「文章をまるまるコピーする」しかありませんでした。
自分の自己分析内容と言い回しを上手にミックスできれば、十分面接にこぎつけられる文章になると思います。
あと、「40代、50代から始める転職活動!!」のような本も「40代、50代というハンデがある状況で、いかに履歴書及び職務経歴書を作ればいいのか」をしっかりと書いてあるので参考になると思います。
とにかく、この履歴書と職務経歴書が何も武器を持ってない状況で、唯一「自分を知ってもらえられる」攻撃手段だと思っていてください。
強い精神力を持つ!
それでも書類選考の時点で落とされます。
ガンガン落とされます。
酷いときは、履歴書等を送付した次の日とかに、お礼状が来たりすることもあります。
「えぇー、向こうは本当に読んでいるのか!?」
と思いますが、たぶん読んでいないでしょう。
「あ、こいつ経験ないわ」と判断されて、事務員に「お礼状として送っておいて」行きだと思います。
そりゃ、そうですよ、だって経歴がない人ですからね。新卒の若い子と天秤にかけた時にどちらに傾くかは一目瞭然ですよね。
でも、大丈夫です、そんな時はこう考えましょう。
「あぁ、向こうには自分という素晴らしい人間を見定める目がなかったんだな」
考えられなかったら、自分を騙してでも考えてみてください。
ちなみに、一番ダメなのが、「あぁ、やっぱりダメだった……」です。これは何も生まない気がします。
「何でダメだったんだろう?」と、その後に考えてもいいのですが、その理由を教えてくれないのが就職活動ですからね。
クヨクヨせず次に行っちゃいましょう!
あと、強い忍耐力を継続するのは難しいもので、ずっと落とされ続けたら流石に落ち込みます。
「前に進めていない」という気持ちの増幅を抑えるためにも、どんな事でもいいので「一日の目標」みたいなのを考えてみてください。
「一日、一枚は履歴書のストックを作る!」とか、
「バイト中にバイトの目線ではなく正社員の目線で考えてみる!動いてみる!」とか、
「家の家事を手伝う!(ちなみにコレはオススメです。無駄にならないような気がします)」とかとか、
何でもいいので、「落ちちゃったけど、今自分にやれることは全力でやれている」という気持ちを強く持ち続けられるように生活に工夫を入れてみると良いと思います。
乱れうちをする、若しくは行動範囲を広げる
この辺は、個々によって「やれる人」と「やれない人」が出てくると思います。
「自分には、この業種でこの職種しかない!」という人は出来ないことだと思いますが、「とりあえず就職をしたい!」という人は、その自身の現状をフルに使いましょう。
もう企業申し込みを沢山して乱れうちしましょう。少しでも良いなと思ったら片っ端から申し込みをしてみてください。途中で「やっぱり行きたくないなぁ」と感じたら面接の練習にしちゃえばいいのです。
「常にどこかへ履歴書を送っている、若しくは、面接が終わって結果待ち」の状態を作れば気持ち的にも安心します。上記の「クヨクヨしない」ことにも繋がってくるかと思います。
ただ、「やれない人」の場合は、どうやったら現時点での求人案件に対するアンテナを広げられるのかを考えたり、その業界または職種の人との接点をどうやったら作れるかを考えることが大切だと思います。何にせよ活動方法が「動」にせよ、「静」にせよ虎視眈々な姿勢には変わらないので、あきらめずに頑張り続けることが必要になってきます。
しかし、厳しい言い方にもなりますが、「どの辺で妥協をするのか」も考える必要があると思います。
何にせよ、「やりたい事がある」というのは就職した後、仕事を継続する上での重要な要素だと思うので、武器になると僕は思います。
まとめ
以上、偉そうに書かせて頂きましたが、他にも「送付状の工夫の仕方」や「フリーターだからこそできる面接でのアピール方法」など書きたいことは色々とあるのですが、とりあえず僕の場合は上記の3つを主軸に置いて、意識して就職活動をしていました。
25歳を過ぎた状態で職歴がなかったりすると、就職するのに厳しい状況になってきますよね。
現状を打破するためにも「絶対、就職してやる!!」っていう気持ちが大切だと思います。
仕事に就いたら就いたで、求職中とは違う別のストレスがあったりするのですが、
「充実感」で言えば絶対働いている時の方が幸せだと僕は思います。
あと、フリーターから頑張って就職したりすると、最初に仕事に就くまでに苦労した分、次に転職活動する時に多少楽になりますよ!
現に僕は転職を一回しているのですが、あの頃に履歴書の書き方などを試行錯誤したお陰で今の会社へ勤め始めた時に「書類のクオリティが尋常じゃなかったね。紙がなんか熱持ってたわ」と引かれたのか誉められたのか、よく分からない賞賛の声を頂きました。(賞賛と僕は受け止めています)
何にせよ、この記事を読んだ求職中のフリーターの方が、1日でも早くお仕事が見つかることを切に願います!頑張ってくださいね!
ポッチャリ系がモテる?……ありゃ、嘘だ。
体重って気になりますよね?
皆さんは、どうですか?
僕は、実は小さい頃から痩せ気味で、ガリガリのヒョロヒョロでした。
そう、まるで、骸骨みたいでした。
小学生のころ、体育の終わりに水筒でお茶を飲んでいたら、クラスの友達から「お前、ぷよぷよに出てくる最初の敵みてーだな」と言われてイジられた記憶があります。
(クラス内での僕という株は、その一言で大打撃をくらって、うわあぁぁ!な状態だったのは言うまでもありません)
そんなガリガリな体型が嫌で、中学、高校では筋トレに励みました。
コンプレックスを脱却する為、一生懸命努力をした記憶があります。
そのお陰もあって、大学生の頃にはいわゆる「細マッチョ」という体型を手に入れて、周りからは「スタイル良いね!」と言われていた時代が見事到来しました!
なんと、全盛期には、服屋でズボンのすそ直しの際に、必ずと言っていいほど
「お客さんスタイル良いですね~!」と言われました。
(「いや~、そんなことないっすよ~」「いやいや、そんなにスタイル良いなら、こんなパンツとかどうっすか?絶対似合いますよ!よ!モデルさん!」の流れで、欲しくもないズボンを買ってしまったことは言うまでもありません)
しかし、大学を卒業して、仕事が始まると身体を鍛える時間がありません。
いや、正確に言うと気力がありません。
そして、この度、30代に突入して、ここに来て、この歳になって恐ろしい災いが僕の身に降りかかりました。
出てきたんですよ!お腹が!!
いわゆるビール腹ってやつでしょうか……。
最近だと体重計に乗るのが恐いです。
ご飯食べる時もカロリーを気にします。
ズボンがきついです。
あ、あの頃に戻りたい……!!
そこで、全盛期に戻る為にも、今度ジム通いをしようと思います!
ジムというのは、一週間もフロに入ってない人がアソコをいじった手で同じダンベルを持ち上げたりプールを入ったりするのかな?と考えて、通うのに抵抗を覚えていたのですが、(決して下ネタではありません。あの有名な漫画ネタです)
「こりゃ四の五の言ってられないな!」と思って、頑張ってジム通いをしようと思います!
よーし!行くぞ!ジムに!!
とりあえず、今週は疲れてるから来週からいこーっと……。
※この記事は全て願望です。こんな事を胸張って言える人間って素晴らしいね!
更新が遅くなってすみません。
仕事がギリッギリの状態でした……。
現在、夜の11時半。
今先程、やっと家に帰ってきました。
いやー、クタクタだー。
そして明日も仕事だー。
本当は、もっとしっかりとブログの記事を書きたいのですが、今日はこのくらいが限界みたいです。こんな生産性のない、使えないサイヤ人のようなブログを読んでくださってる優しくて温かい皆様、本当にすみません。明日はしっかりと書きたいと思います。
何も書かないのもアレなんで、、、
仕事をしていて、最近感じることを書き殴ります。
僕は仕事の飲み込みがあまりよくありません。
仕事が「できる人間」か、「できない人間」かと言われたら、おそらく「できない人間」だと思います。
スロースターターと言われたら、それまでですが、昔はこんな自分が嫌でした。
仕事ができる人間になりたいと思う時もありましたが、最近は仕事ができない人間で良かったかなと思います。
できないからこそ、努力するし、できなかったからこそ、できるようになった時の嬉しさや感動は一際大きいものだと感じております。
あと、できない時の辛さが分かるからこそ後輩の面倒見が良くなります。
教えるのも上手くなります。
あながち遠回りも悪くないなーと最近になって思えるようになりました。
このブログを読んでくださってる皆様、今日も一日お疲れさまでした!
明日お休みの方は、ゆっくり休んでリフレッシュしてください。
明日も仕事だーという人は一緒に頑張りましょう!
書く時間も気力もないので、無理矢理キレイにしてみました。
「社会人の基本は、挨拶が大切なのだ」は、もう古い!!
職場に着いて、会社の建物へ入る際に、毎回出くわす他部署の年輩の方がいます。
(おそらくお互いが無意識的に決めている、会社に着く大体の時間がちょうど同じなのだろうと思う)
「おはようございます」
目上の方ですし、毎回僕から挨拶をするのですが……、
「……………………」
毎回、無視されます。
10年前の僕でしたら、そのおじさんに速攻でキレるが相手に面と向かって言う勇気はなく、自分の部署に出社した際、仕事仲間に悪態をついていただろうと思います。
「毎回、出くわす変なおっさんがいるんだけどさー、毎回挨拶しねーのッ!毎回だぜ!俺キレちゃって、そのおっさんに向かって聞こえるよーに舌打ちしたらビビッて挨拶するようになったわwww」
とか、虚言癖全開で盛りに盛って、おそらくバレているであろう嘘をついていたと思います。
しかし、僕も偉いもので、もう大人です。
「朝だし、テンション低い状態で今から仕事と考えると挨拶もしたくないよな」
なんて考えて、そこまで気にしないようにしています。
しかし、ここ3日間程、なぜか「どうやったら、この人が挨拶を返してくれるだろうか」と考えるようになっていました。
一度、恥じらいを全て捨てて、全てをさらけ出して満面の笑みで挨拶をしてみるか、その様なことを考えていました。
そう思いついた次の日に早速実行しました。
いつも通りの朝、いつも通りの出勤時間に会社の建物へ入ろうとすると…
あ!向こうからおじさんが歩いてくる……!
(満面の笑みで)
「おはよっござっまっす!!」
しまった、何か野球部のような挨拶をしてしまった……。
「!!………………」
(うわ!めっちゃキョトンとしてる……!!)
やるんじゃなかった……、そう思ってたのも束の間、その人はそそくさと何も言わずに僕の前から去っていきました。
もう笑顔で挨拶なんてやめよう、そう強く思いました。
バカなことをしてしまった。
次の日、また会社へ着いて建物へ入ろうとした時、またそのおじさんが向こうから歩いてきました。
やっぱやろう!!
急に沸き起こった衝動を抑えることができず、ロト6当てたかの如く満面の笑みで挨拶をしました。
「ざっっっすっっ!!!」
もう原型を留めていない挨拶に、またもや驚かせてしまったかなと思って不安になっていると、向こうから一言……、
「おはよう」
めっちゃ小さかったですが確かに挨拶を返してくれました!!
しかも何か、はにかんでる!!
おぉ!嬉しい!!
他部署で、特に意識をしなかったら、このまま「挨拶をしないおじさん」で終わっていたのに少しの勇気が、その事実を変えた瞬間でした。
感動して、その年輩の方が少し好きになりました。
…………しかし、その次の日から、その年輩の方とその時間に会うことはありません。
向こうが退職をした訳ではないのですが、おそらく到着の時間をズラしたのでしょう。
(現に昼間に会社内で見かける)
何か朝から変な奴がおると警戒したのかもしれません。
年輩の方、変なノリ出してごめんなさい。
もうしません。普通に挨拶をしてたあの頃に戻りたいです。
ごめんなさい、年輩の方。
もう反省してますので、やり直しましょう。
この記事を読んでいただいてる皆様、おはようございます。
そして、最後まで読んでいただいてありがとうございました。
続・くじけぬ心を身につける為にもッッ!!
僕は、恥ずかしがり屋です。
人見知りをします。
ポジティブかネガティブかと言われたら、ネガティブです。
アウトドアかインドアかと言われたらインドアです。
性格が暗いです。
僕は恥ずかしがり屋です。
よく眼が死んでると言われます。
モテません。
僕は恥ずかしがり屋です。
恥ずかしがり屋なんです、僕は。
そんな恥ずかしがり屋な僕にも大学生の時に初めて彼女ができました。
ドラゴンクエストのエンプーサに似ている彼女と初めてのデート……
(エンプーサが分からなければ調べてみてください。1週間壁紙にすると運気が上がると今僕が考えました)
水族館と夜景を見に行きたいと言われて、僕は星降る腕輪を装備してピオリムをかけた状態で夜景スポットを探しました。
「そうか、うちの地元で一番評価の高い夜景スポットは、ここか……!よし、ここにしよう!」
「母ちゃん!来週の日曜日に、ちょっと車借りるから!」
「あんた!その日はダメや!お母さんスーパーに買い出し行かなあかんから!」
もう僕には聞こえていませんでした。
向こうで母が、おおごえでさけぶをしていましたが、さっと耳をふさいでエンプーサにメールをしました。
「水族館と夜景スポット、是非行きましょう!もちろん車は僕が出しますよ!最高の夜景スポットへ連れていきます!約束します!」
スーパーハイテンションの状態で送信して、すぐに返信が来ました。
「すごく嬉しい、ありがとう!楽しみにしてるね!」
うおー!やべー!こいつはやべーぞ!
こりゃ、もしかしたら、もしかしたらだぞ!
夜景で良いムードになって、ムフフな状態になって、上手くいけばエンプーサの性格がセクシーギャルになって、ぱふぱふとかしてもらえるんじゃねーの!!
そしたら「ゆうべはおたのしみでしたね」とか言われて、そのままお姫様抱っこで車を運転して(道路交通法違反です)家まで送ってあげれば、彼女も喜んで俺と彼女の毎日がハッスルダンスじゃねーか!!
僕のテンションは100を振り切り、「早くデートの日来ないかなー」とワクワクして毎日を過ごしました。
人は変われる…、人は何かになれる…、きっかけや環境の変化さえあれば人は変われるんだ。昔の偉人たちは、こうして「時代」というのを作ってきたんだな、と訳の分からないことを授業中も便座に座ってる時もケツを拭く時やレバーを引いた時も考えていました。
そして、デート当日、僕は魔王討伐に向かう勇者になった気持ちでエンプーサを迎えに行きます。
勇者「すみません、少し早かったですか?」
エンプーサ「ううん、全然大丈夫だよ!1時間前から出れる準備できてたし!」
勇者「じゃあ、早速水族館へ行きましょう!」
車の中ではエンプーサの大好きなポルノグラフィティを流し(事前に入れておいた)、エンプーサの好きな飲み物を既に買っておき(事前にエンプーサの友達から聞いた)、自分の中の鉄板ネタ話で(事前におもしろいと言われる友達からウケやすいネタを仕入れておいた)、彼女を全力で楽しませました。
無事に水族館に着いて、そこからは水族館特有のあの静かな感じのムードで、さほど興味のない魚たちを見て回りました。
その後はお昼ご飯を食べて、二人で買い物をして、気がつくと陽が落ちていました。
もう少しで夜です。
勇者「今から夜景が見える場所へ行けば、ちょうど良いですね!良かったら行きませんか?」
エンプーサ「いいよ!今から行こ!夜景楽しみー!そんなにすごい所連れてってくれるの?」
勇者「地元では結構有名な所みたいで、めっちゃ綺麗らしいですよ!僕も初めて行くので楽しみです!」
(実は既にリサーチも兼ねて、桃鉄のキングボンビーに似ている友達を連れて事前に行きました。目の前には夜景、横を向けばキングボンビーでしたが、ここならハズレないわと判断して、二人で初めてを共有したいが為に、この時はめちゃめちゃ嘘をつきました)
そして、その夜景スポットに着きました。
目の前には広大な街の光があります。人工的な力が偶然とはいえ、こんな景色を作るって何か凄いことだなと僕は感じました。
エンプーサが感嘆の声を漏らしました。
エンプーサ「すごーい、見てー。あそこすごく綺麗!…あ!あの辺がうちのバイト先かな!」
自分も、さぞ初めて見ましたと言わんばかりに「すげー」とか「やばいっすねー」とか言って、感動している素振りをしていました。(正確に言うと、本当にすごい夜景だったので違う意味で改めて感動していました)
狙って夕食時間に来たおかげもあり、人は僕たち以外、誰もいませんでした。
……しばらく会話をしていると、話題もなくなっていき、気がつくと僕とエンプーサには長い沈黙が訪れていました。
勇者「………………………」
エンプーサ「……………………………」
勇者(やべー、超会話ねーじゃん。マホトーンをかけられるって、こんな気持ちなのかな…。ん?でもあれって「じゅもんをふうじる」っていう表記だから、もしかしたら呪文は唱えられるけど、効果が出ないとか、そういうことなのかな……。そういえば、ダイの大冒険とロトの紋章ではマホトーンの表現方法が……)
こんなことを考えてはいましたが、傍から見ると、そこには長い沈黙状態で、ただただ静かに夜景を見つめるカップルがそこにはいました。
……少しの風の音と、遠くの道路を走る車の音しか聞こえませんでした。
何となく……、何となくですが彼女を見ました。
…彼女もその視線に気づき、僕の方を見つめ返しました。
二人で長い沈黙の中、3分程、見つめ合っていました……。
彼女が、そっと瞳をとじて、そして、軽く顎を上げました。
その時、僕は思いました。
ああ、いよいよか!いよいよ、その時か!
オーケー!オーケー!分かってますよ!
俺が変われる瞬間!その時ってことですよね!
よし!いくか!魔王倒して王様喜ばしますか!
そう強く思って、僕も瞳をとじて、彼女の方へ顔を近づけました。
その瞬間……!
勇者は おもいだす をつかった!!
僕は、思い出してしまったのです!!
そう、自分が恥ずかしがり屋であることを……!!
すると、なぜかこの空気に急に恥ずかしくなり、何を思ったのか、もう一度夜景に視線を戻し、
「眠いんですか?」と言ってしまいました。
エンプーサはぶち切れ、勇者はただただ平謝りをする絵が、その夜景スポットにはありました。
帰りの車は、何を言っても返事がない、ただの屍状態でした……。
エンプーサとはですか?
えぇ、もちろん、フラれましたよ。
それ以降、モテずに現在、勇者一人旅中です。
経験値は独り占めなはずなのに一向にレベルが上がりません。
誰か僕とパーティーを組みませんか?