対人コミュニケーション方法は獣から習え!
犬は可愛いですね!
僕の家では現在1匹のトイプードルを飼っているのですが、家族全員で溺愛しちゃっています。もう犬の取り合いです。
仕事を終えてクタクタになって帰ってきた時、玄関を開けた瞬間に尻尾を振りながら、ガーッと駆けつけてくれると、疲れも一気に吹っ飛びます。
「おー、よしよし、お前だけだよ、俺の味方は…」
別に職場でいじめられているとか、家族から疎外を受けているわけではないのですが、何故かいつもこう言います。
「おー、なんやなんや、急に駆けつけて…。そうかー、誰も相手にしてくれなかったか」
これも、たまに言います。
特に家族が誰も犬に対して相手にしなかったわけではないのですが、つい言ってしまいます。
犬の方は、舌を出しながらハッハッハッと言って2本の前足を僕の両膝に乗せてきます。かわいいです。
そしたら、僕は犬のほっぺを両手で、マッサージの様になでなでしてあげます。すごく嬉しそうな表情をしてくれます。
これが出迎え時の、僕と犬のお約束パターンです。
お約束パターンも終えて、数分もすると犬は僕に飽きてソファーの上とかでゴロンとしだします。
そこからは、いつも僕からコミュニケーションを取るようにしています。
「おー、よしよし、なんやお前、我が家を満喫しとるなー」とか自分でもよく分からないことを言いながら触りに行きます。
犬の方も「おー、なんか触りに来たわ。触らしたるか」みたいな表情を浮かべて触られます。
(おい!うちの愛犬よ!帰ってきた時のテンションはどこへいった!!)
ここで、僕とうちの犬とでよく分からないやり取りをします。
それが、犬を抱きしめてスーッと匂いを嗅ぎます。
「臭っ!!」と言って、また匂いをスーッと嗅ぎます。
そして、また「臭っ!!」と言ったら、さっきと同じようにまた匂いを嗅ぎます。
これをループします。
うちの犬は昔からお風呂を嫌がり、基本的に月単位で行っているトリミングの時にしか身体を洗いません。
なので、トリミング前となると獣臭(?)なるフェロモンをプンプンに出し始めます。
しかし、僕はこの臭いが大好きで憑りつかれたかのように嗅いでいます。
ちなみに、このループ作業を調子が良い時は2時間程やっております。
(けっこうマジです)
母親が「こいつ大丈夫か?」という目で、たまに僕を見ています。
が、そんなの気にせず、このループ作業をやりつつも、終わりが近づく頃、
いつも犬に対して感じることがあります。
「臭っ!!」とか言って僕が悪口を言っているのに、犬はそんなの関係なく尻尾を振りながら抱きしめられます。
なんだったら嬉しそうです。
(Mか!お前は!)
何て良い奴なんだと思って、突然愛くるしくなり、その後は無言でそっと瞳を閉じて、ただただ抱きしめます。
(そうなんです、自分、病気なんです)
さて、ここで本題に入りたいと思います。
<社会人としてのコミュニケーションで必要なこと>
犬は悪口を言われているのに、なぜ怒らないのか、そして、その菩薩のような態度及び対応方法が、僕という人間から好感度というゲージをグングンと上げています。
何故なのか?
僕が思うに、それは言葉を知らない、いわば鈍感力から来ているのだと思います。
対人コミュニケーションで、この「鈍感力」って長期的に見るなら武器になるのではないのでしょうか。
仕事をしていれば、対人ですから皮肉を言われることもあると思います。
それは、上司であったり、外部のお客さんかもしれません。
でも、そこは鈍感力で乗り切りましょう!
いや、違う!もう言葉を忘れましょう!
その言葉の意味を理解できなければ、どんな悪口や皮肉も無力と化します!
「日本語って何?」のレベルでいきましょう!
ってか、その「日本語って何?」すらも出てこないレベルまで忘れてしまいましょう!
もし、対人関係で疲れている社会人の方がいたら、僕はこの言葉を捧げたいです。
「かしこくなりすぎず、たまには馬鹿になることも必要だ」と。
そして、この記事を書いていて、今後の僕の課題が出来たような気がします。
それは「空気を読む」ことです。
これからも頑張ります。